悲しい夏の終わり

最近はただただ疲れている。いつかカウンセラーに相談したPTSDの症状?の予期不安は、出てしまったものの、この予期不安は悪い方に、そう「思考は現実化する」ではないが、考えれば、考えるだけ悪い方に現実化してしまいそうになる。それに気づいたので、少し寛解したような気がする。

朝、出勤するためアパートの階段を降りると転んでしまった。今も左膝は痛いままだ。お風呂に入る元気もなく、ただ畳んだ布団に上半身をのせ床にかけて張り付いている。そして夏の残滓の虫の声を聞きながら、今スマホでこの文章を入力している。

自分の今までの短かくて長い生は、ゆらゆらと地震計か何かのように揺れているように思える。若さからなのかわからないが、か細く、消え入るような線でただゆらゆらと揺れながら刻み続けている。時々、線は大きく乱れる。そしてしばらくするとまた小さくゆらゆらし始める。そのか細い線を俯瞰してみている自分がいる。針が折れる事に期待しながらも線を刻み続けている。こんな生活にいつか終わりは来るのだろうか。

亡くなった親族や友人達への申し訳なさから、余計に自分に罪の意識を感じてしまう。自分の不甲斐なさもどうにかしなければ。